Vol. 1

世界で一番大きな魚ってなんだろう?

世界一大きい魚はジンベイザメで、大人になると体長10~12メートルにもなります。(水の中で生きる生き物で一番大きいというと、クジラを思い浮かべますが、クジラは魚の仲間ではなく、哺乳動物です)世界一小さい魚は、オーストラリアで発見されたスタウト・インファントフィッシュです。ハゼのなかまで、オスは体長8.6ミリメートル、メスは8.9ミリメートルしかありません。サメは現在確認されているだけで全世界に約400種類。日本には約100種類のサメが確認されています。その中で人を襲うサメは何種類くらいいると思いますか?凄く多そうに感じる方もいらっしゃるかと思いますが、実は約20~30種と全体の1割にも満たないんです。映画「ジョーズ」で有名なホホジロザメ、他にはイタチザメやオオメジロザメ、シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)などが挙げられます。しかし、私たちがダイビングするポイントで、危険なサメに出くわして、襲われるという事はありませんので安心してくださいね。(禁止されているタンク・器材を背負って、漁獲類の採取等の違反行為を行っていると、魚などの血の匂いを嗅ぎつけて寄ってくるという事例はありますので、絶対に行わないでください。)

大きなサメ、小さなサメ、サメの大きさも様々です。一番大きなジンベエザメは体長13m、一番小さなサメはツラナガコビトザメと言って、体長は約20㎝です。まぁ深海に棲んでいるサメなのでダイビング中に会う事はできませんが・・・。
性格は極めて穏やかで、人を襲うことはありません。また、ダイバーでなくても、のんびりとした動きと水玉模様で人気♪国内の水族館で見ることが出来るのは、【大阪・海遊館】【沖縄・美ら海水族館】の2箇所だけ。もちろんダイバーにも大人気で、わざわざ海外まで出かけるほど。有名スポットは、ドンソール、モルディブ、ガラパゴス、ココ島、スミラン諸島、エクスマスなど。 まだまだ謎が多いと言われるジンベエザメ、いつか大海原で泳ぐ野性の姿を見てみたいですね