和洋を選ばないタイセイヨウアカウオ!低カロリーに生活習慣病の改善や予防

タイセイヨウアカウオは「アコウダイ」「アラスカメヌケ」などとともに赤魚の名で流通しているものの1つです。タイセイヨウアカウオは、赤魚鯛と同様身体が赤く、切身の姿になってはプロでも赤魚鯛となかなか見分けが付かないそうで、アコウダイの代用としても活用できそうですね!そんなタイセイヨウアカウオは癖がない白身魚ですが、実は海洋環境にも悪影響を与えないブルーシーフード!今回は是非和食の一品としてお家でも楽しんで頂きたいタイセイヨウアカウオの健康・美容効果と調理方法を併せてご紹介していきます。

Beauty Effect美容効果

ダイエット効果・肥満防止


赤魚は魚の中でも低カロリー・低糖質な上、タンパク質を含むのでトレーニングをダイエットに取り入れられている方にとっては嬉しいお魚ですね。
また、食材自体は低カロリーでも調理法によってはぐんと高カロリーになってしまうものが多い中、赤魚は煮付けなどに向いていて調理してもそこまでカロリーが高くならないためおすすめです。

カロリー 105kcal/100g  (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質 17.2g/100g  (とりささみ 23g/100g)

Health Effect健康効果

基礎代謝促進・認知症改善・骨の強化


アカウオの栄養価には、EPA/DHA、ビタミンB12・Dが含まれており、これらの成分の栄養効果として、代謝促進、決戦防止、コレステロール値低下、認知症改善、骨の強化などが期待できます。

Composition成分

タンパク質、EPA、DHA、ビタミンB12、ビタミンD、リン

Cooking Guideクッキングガイド

煮て


お鍋、赤魚とごぼうの煮付、アクアパッツァ、白ワイン蒸

焼いて


西京焼き、粕漬け焼き、ムニエル

揚げて


磯部揚げ、甘酢あんかけ、フライ

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおススメするタイセイヨウアカウオは、MSC認証を取得したタイセイヨウアカウオです。MSC認証は、水産資源と生態系を守り、ルールを守って操業する漁業に与えられる認証で「海のエコラベル」とも呼ばれています。ブルーシーフードガイドでは、アイスランド産の刺し網漁、延縄漁、底引き網漁のタイセイヨウアカウオをおすすめしています。タイセイヨウアカウオは水深200~400メートルの深海に生息しており、いかに冷水性サンゴや海綿の生息域を保護しながら操業するかが持続可能性の鍵となっています。

Tips

アカウオは赤ちゃんの離乳食のレシピとしても、栄養価が高く人気の食材になっています♪ピューレ状にすれば、幅広い年代に楽しんでいただけるのは嬉しいですね。
Reference Link