「ミネラルの宝庫」アラメは内側から美しい肌をつくる為の栄養素が盛りだくさん!

アラメをご存じでしょうか?
あまり聞いたことがない方が多いと思います。アラメは、褐藻綱コンブ目コンブ科に属する海藻です。わかめはチガイソ科で、わかめよりも肉厚なのが特徴です。海中で採取したのち天日乾燥し、渋みを取り除き食べやすくするために蒸し加工、圧搾、裁断、乾燥という工程を踏んでから出荷されます。
海中のアラメはわかめによく似ていますが、乾燥させるとひじきに似ています。ひじきは、褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属しており、アラメとは異なる仲間に分類される海藻です。葉の部分が芽ひじき、茎の部分が長ひじきとしてさまざまな料理に使われています。
ひじきも蒸し加工が行われますが、アラメとは異なり裁断せず原型のまま乾燥させられます。また、大きく異なるのが食感でアラメのほうがひじきよりも歯ごたえがあります。その一方で、水で戻す際にひじきは時間がかかりますが、アラメは短時間で戻るという違いもあります。

Beauty Effect美容効果

アラメは、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2を含みます。また皮膚や粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸やビタミンB12を含みます。さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなども含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。

カロリー 140kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 12.4g/100g (とりささみ18.5g/100g)

Health Effect健康効果

アラメ100g当たりには炭水化物が56.2g含まれていますが、そのうち食物繊維が48.0gとなっています。つまり、アラメに含まれる栄養素の約半分が食物繊維ということです。なんとゴボウの6.5倍です!アラメを含む褐藻類の食物繊維には、アルギン酸という成分が含まれアルギン酸には、コレステロールの低下や血糖値の上昇抑制、便秘予防などの作用があります。
アラメにはビタミン類も含まれ、とくに多いのがβ-カロテンで100g当たりには、2700mgのβ-カロテンが含まれています。これはトマトの7倍です!β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、強い抗酸化作用をもつのが特徴で活性酸素の働きを抑制するため、動脈硬化の予防をはじめ、老化やがんの発生を抑える効果も期待できます。

Composition成分

タンパク質、脂質、炭水化物、β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、カリウム

Cooking Guideクッキングガイド

アラメと油揚げの煮物、竹の子とアラメの煮物
佃煮、ほうれん草とアラメのサラダ、味噌汁

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドでは、養殖のアラメをおススメしています。海藻類の養殖は、水質汚染の原因にならず、光合成によって酸素を供給したり、小魚のすみかを提供したりするため、海洋環境にやさしいものと考えられています。アメリカのシーフードウォッチ(Seafood Watch Best Choices)でも、ワカメは『おすすめ』とされています。シーフードウォッチは、モントレーベイ水族館による、水産物の持続的消費を促進する権威あるプログラムです。資源量や漁獲方法、海洋環境への影響を評価してシーフードを緑・黄色・赤の3段階に分類し『おすすめ、中間、食べないで』を表現しています。セイラーズフォーザシーはシーフードウォッチのオフィシャルパートナーです。

Tips

アラメはわかめと比べて肉が厚く荒い感じがするということから名前がついたようです。アラメはひじきやわかめとは違った食感をもち、戻し時間が短いため料理に使いやすい海藻です。また、食物繊維やβ-カロテン、ミネラル類が豊富な食品です。乾物なら入手は難しくないため、好みの調理法で献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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