お肉のような食感で食べ応え抜群なのにヘルシーなメカジキ!
値段も手頃なありがたいメカジキは高タンパク質で低脂肪のお魚です。晩御飯のメインメニューを照り焼きにして、残った魚は次の日のお弁当に入れれば時短になり助かります!お祝いの食卓には、赤いキハダマグロの刺身と白いメカジキを合わせて紅白に盛り付けるのもいいですね。
Beauty Effect美容効果
タンパク質が豊富で低カロリー、良質な脂が多く中でも不飽和脂肪酸に含まれるステアリン酸を減らすオレイン酸の動きを助けてくれるので肥満体質の人には嬉しい成分です!
例えば、このメカジキを洋風にオリーブ油を使って調理すると、オリーブ油には血をサラサラにする成分があり、更にオリーブ油の主成分であるオレイン酸が腸を刺激して排便を促す効果があるので、便秘の解消にもつながります。
カロリー 141kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 18.3g/100g (とりささみ23g/100g)
Health Effect健康効果
カリウム
カルシウムの吸収を高め骨や歯を丈夫にするビタミンD、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるカリウムが豊富です。
ビタミンD
骨や歯に重要な栄養素がカルシウムとこのビタミンD。子供や妊娠中、授乳期の女性に重要な栄養素です。
グルタミン酸
旨味成分として有名ですが、運動時の疲労回復を促進する効能があります。
ドコサヘキサエン酸(DHA)
必須脂肪酸の一つで、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効能があるので、動脈硬化の予防や改善の効果に期待できます。
Composition成分
カリウム、ビタミンD、グルタミン酸、ドコサヘキサエン酸、カルシウム、リン、鉄、亜鉛
Cooking Guideクッキングガイド
生で
刺身
焼く
塩焼き、幽庵焼き、味噌漬け、照り焼き、ムニエル
煮る
煮付け、ねぎま
揚げる
フライ、唐揚げ、揚げ出し、フィッシュ&チップスにしても!
Sustainability持続可能性
太平洋のメカジキは資源も豊富で国際的に管理されていることから、米国モントレーベー水族館が運営する「シーフード・ウォッチ」のプログラムでも推奨されている水産物です。この評価に基づき、ブルーシーフードガイドでも太平洋のメカジキを持続可能な水産物としておすすめしています。なかでも、1尾ずつ銛を使って漁獲する「突きん棒」で獲られたメカジキは、混獲や生態系に与える影響がほとんどない環境に優しい水産物です。
Tips
メカジキはスズ目メカジキ科に分類されるカジキの一種で、中でも最大級で食用に漁獲されます。関東の小売店で単にカジキと言えば本種を指している程メジャーな魚です。
値段が手頃なので需要が高く魚屋、スーパーマーケットなどで並ばない日はありません。生・冷凍切り身や、漬け魚その他の加工品など販売形態は多様です。切り身にはトロ・中トロ・大トロなどの表示が見られます。関東で馴染み深いのは、産地である銚子から三陸で沢山揚がり、入荷も古くから多かった為と思われます。メカジキの選び方は、切り身では身に張りがあり盛り上がっている物で、赤い物よりもやや白っぽい物の方が脂があり、しっとりした食感です。旬は秋から冬ですが、冷凍物が多いので年間を通して利用できます。