実はスゴイ!!海苔は多くの栄養素が含まれている海の恵み♡

おにぎりやお寿司など、日本人にとって最も大切とも言える主食といえば、ご飯ですよね。ではそのご飯との相性抜群の食材といえば…海苔! 海苔の説明しがたい絶妙な美味しさとパリッとした食感はたまらないですよね。 そんな日本人が大好きな海苔ですが、実は沢山の栄養・美容効果を含んでいます。 その上持続可能な海苔は万能な海洋資源の1つなのです。 今回は和食には不可欠の海苔が持つ健康・美容効果をご紹介していきます!

Beauty Effect美容効果

非常に低カロリー!ダイエッターのおつまみにも?


1帖食べてもわずか6kcalと、炭水化物とカロリーが非常に低い海苔は成分の約30%が食物繊維でできています。カロリーが気になる人にはおつまみとしてもぴったりです。

腸環境を整えてダイエットに◎


なんと実は海苔の約3分の1は食物繊維なのをご存知ですか?その上、海苔の食物繊維は野菜に含まれる食物繊維と違い柔らかく、胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を促してくれます。またこの細菌による腸内でのビタミン合成にも役立っているともいわれています。

美肌・美白効果


美白効果で知られているビタミンCですが、一般的にビタミンCは熱に弱く、調理すると栄養素が破壊されてしまうと言われています。ところが海苔に含まれているビタミンCは熱に強く、調理をしても栄養素が壊れないのが特徴。しっかりと効能を発揮いてくれると言う事です。そしてその量も多く、焼き海苔1帖になんとみかんの1.5倍ものビタミンCが含まれるそうです! 
また肌や粘膜を強く、美しくしてくれるビタミンA、βカロテンも多く含んでいるため、1帖で卵1個分以上のビタミンAが摂取できます。

カロリー 188kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 41.4g/100g (とりささみ23g/100g)

Health Effect健康効果

疲労回復〜ビタミンB1とB2の効果


海苔約3枚で豚肉肩ロース(薄切り肉約1枚分/30g)にあたるビタミンB1、B2が含まれています。これは成人女性が1日に必要なビタミンB1、B2の必要量に相当するほどで、糖質を効率よくエネルギーに変えるため食欲がない時や疲れやすい時に食べると疲労回復にも効果的だそうです。

豊富なタンパク質


かなり豊富なタンパク質が含まれている海苔はたった2枚でゆでた大豆約15gに相当するほど!その上、「海苔」には強肝作用のあるタウリンも含有するため、タンパク質と組み合わせる事で肝臓の働きも高めることができてお酒好きにはうれしい効果があるそうです♪

がん予防にEPA(イコサペンタエン酸)


EPAは今注目されている栄養素のひとつで、がん予防に効果的と注目されています。これはβ-カロチンやコレステロール値を下げる働きがある事に依拠していて悪玉コレステロールを減らしたり、肥満の原因である中性脂肪を減少させたりする効果もあるといわれるので、生活習慣病予防に最適なのです。EPAは認知機能や血管にも良いとされており、重要な役割を担っていることが分かりますね。

Composition成分

タンパク質、炭水化物、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、カリウム、ビタミンC

Cooking Guideクッキングガイド

おにぎり
手巻き寿司
甘海老と湯葉入りミネストローネ 青海苔風味
メカジキといくらの青海苔和え
あおさのりのフォカッチャ
じゃこと海苔のチョレギサラダ

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおススメする海苔はシーフードウォッチ(Seafood Watch Best Choices)の1つでアメリカ、モントレーベイ水族館による、水産物の持続的消費を促進する権威あるプログラムです。資源量や漁獲方法、海洋環境への影響を評価してシーフードを緑・黄色・赤の3段階に分類し『おすすめ、中間、食べないで』を表現しています。セイラーズフォーザシーはシーフードウォッチのオフィシャルパートナーです。ブルーシーフードガイドには、シーフードウォッチの『おすすめ』から日本で見かけるものを選び掲載しており、海苔もその1つです。

Tips

実は海苔を分解できる腸内細菌を持っているのが唯一日本人だけだそうで、日本人だからこそ享受できる海の恵みという研究もなされています!
日本人の大好物の海苔は美味しいだけでなく、美容・健康に効果的でありながら持続可能で環境に良いと魅力が多い食材の1つです。
またお子様にも大変好まれる海苔は家族全員で楽しんで頂けます。
是非これからは効果も意識して取り入れてみてください!
Reference Link