春到来!春が旬のサクラマスを食べて美肌をゲット!生活習慣病にも予防効果が期待できます!
サクラマスの身はサーモンと同じようなピンク色をしています。これは成長する間に沢山のエビを食べることにより、体内にたっぷりアスタキサンチンを蓄え、産卵期の河川遡上に備えるためともいわれています。またDHAやEPA をたくさん含んでいます。美容効果、健康効果を調べていきましょう。
Beauty Effect美容効果
美肌、アンチエイジング
アスタキサンチンはβ-カロテンやリコピンなどと同じカロテノイドの一種で、非常に抗酸化力が強く、その働きはβ-カロテンの40倍、ビタミンEの1000倍にも相当するそうです。強い抗酸化作用は肉体や肌をいつまでも若く保ち、アスタキサンチンはカロテノイドとしてコラーゲンやエラスチンの生成を助け肌に潤いや、張りを持たせます。メラニンの生成を抑制しシミができるのを防ぎます。また美肌だけでなく美白にも効果があります。
カロリー 161kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 20.9g/100g (とりささみ18.5g/100g)
Health Effect健康効果
生のサクラマスには100g中にDHA(ドコサヘキサエン酸)が960㎎、EPA(エイコサぺンタエン酸)が390㎎含まれており、 焼くことでそれぞれDHA1400㎎、EPA570㎎と増加します。これらの多価不飽和脂肪酸は脳を活性化させ学習・記憶能力の向上に役立つとされている他、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化・心筋梗塞 ・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病(成人病)の予防効果があるとされています。
Composition成分
たんぱく質、脂質、炭水化物、レチノール、ビタミンB、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC 、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、カリウム
Cooking Guideクッキングガイド
生で
お刺身、たたき、マリネ、マス寿司、ルイベ
焼いて
塩焼き、ムニエル
揚げて
フライ
煮て
クリーム煮、あら汁
Sustainability持続可能性
ブルーシーフードガイドがお勧めしているサクラマスはASC認証を取得した養殖のサクラマスです。ASC認証は自然環境や地域社会、労働環境などに配慮しルールを守って運営する養殖場に与えられる認証で、養殖版「海のエコラベル」とも呼ばれています。日本では、2020年に山形県遊佐町にあるマルハニチロのサクラマス養殖場がASC認証を取得しました。
Tips
サクラマスは漢字で書くと桜鱒!春に旬を迎える魚です。富山のますのずしをご存じですか?富山の郷土料理でサクラマスを酢につけた箱寿司ですが、市内だけでも数十軒もあり、それぞれお店によって味の違いがあり、好みによって好きなお店を見つけることができます。富山の駅弁としても有名で人気の商品です。サクラマスは鮭に似ていますが、繊細な身肉をしていて焼くとふんわりした食感だと表現されます。柔らかく、味は甘みと旨みが程よく脂がのっていて美味しい魚です。是非皆さんも桜が開花し、春を感じたらサクラマスをご賞味下さい。