マダイで美肌!綺麗な白身には良質なタンパク質がいっぱい!和洋中どんな料理にも七変化!

タイと言えばほとんどマダイを指します。マダイは天然物もありますが、8割が養殖されたものです。ブルーシーフードガイドがお勧めしているのは養殖のマダイです。淡白な白身のタイはどんな料理にも使えて大変便利!その上良質なタンパク質や栄養素がたくさん含まれています。

Beauty Effect美容効果

マダイは良質なタンパク質がたくさん含まれており、美しい髪や、肌を作る働きがあります。マダイに含まれるビタミンCには美肌作りに欠かせない、コラーゲンの生成を助ける働きや、シミやソバカス、シワや肌荒れ、ニキビの炎症などを防ぐ効果があります。また、肌のターンオーバーを正常に保ち、肌をスベスベにする働きがあるビタミンAや、血液循環を促すことで、クマやくすみを改善する働きや、肌の新陳代謝を向上させるなどの効果があるナイアシン、脂質の代謝に関与し過酸化脂質を分解する働きによって、過酸化脂質が原因のひとつとして考えられている大人ニキビを予防する効果のあるビタミンB2や、抗酸化作用により体のサビと言われる過酸化物質が生成されるのを防ぎ、くすみの原因を作りにくくする働きがあるビタミンEやセレンなども含まれているので、マダイには美肌効果があると言えます。

カロリー 194kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 21.7g/100g (とりささみ18.5g/100g)

Health Effect健康効果

マダイは人間の体内で作ることができないオメガ3必須のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、ビタミンやミネラルなどの栄養を豊富に含んでいて、免疫力アップ、疲労回復、ガンの予防、高血圧の予防、貧血の予防、高コレステロールの予防、糖尿病の予防、喘息の予防、関節炎の予防、脳障害の予防、認知症の予防、目の健康維持、骨や歯の健康維持、精神の安定、老化防止、などの健康効果があります。

Composition成分

タンパク質、多価不飽和脂肪酸(オメガ3系)、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12 、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛

Cooking Guideクッキングガイド

生で


お刺身、カルパッチョ、昆布締め、

焼いて


塩焼き、ムニエル

煮て


あら炊き、鯛とわかめの潮汁、アクアパッツア

蒸して


鯛の中華蒸しネギソース
鯛めし、鯛しゃぶ

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがお勧めしているのはASC認証を取得した養殖のマダイです。ASC認証は、養殖版「海のエコラベル」と呼ばれ、責任ある養殖業のお墨付きです。ASC認証は、使用する薬品、与える餌の種類、養殖魚の逃亡防止など養殖業が環境に与える影響と、労働環境や地域社会との関係などの社会的な側面を評価します。愛媛県の(株)ダイニチと内海水産は、2020年6月に真鯛養殖でASC認証を取得しました。認証取得のため、人口種苗を使ったり、持続可能な餌に切り替えたりするなど、環境負荷の小さい養殖を目指してきました。

Tips

おめでたい、にかけてタイは祝いの席に出される魚の代表です。タイの鮮やかな赤色は、古くから「邪気を払う色」とされ、縁起の良さの象徴的な色とされていました。またタイは魚の中でもかなり長寿です。20年以上生きるのは普通で、長生きすれば40年近く生きるため、長寿にあやかりたいという願いが込められているのです。そして何より味の良さも大きいでしょう。祝いの席で用いるためには、縁起の良さだけではなく、味の良さも重要な要素になりますが、タイはその条件をクリアしています。
祝いの席で用いられる、特に縁起の良いとされる「鯛の尾頭(おかしら)付き」は、頭も尾も完全に揃った形の鯛のこと。「一つの事を初めから終わりまでまっとうする」という願いが込められています。このように日本人にとって祝い事にはタイを食べる習慣がありますが、白身の食べやすく、和洋中、どの料理にも使えるマダイは美容、健康効果もたくさんあります。是非特別な日以外の日常の食卓でもマダイを美味しく食べてみてください。
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