もずくはダイエッターの心強い味方!どんな季節にも最適なアレンジができて、美容・健康効果も抜群!

主に熱帯から温帯の浅い海に生息する海藻の一種のもずく。細長く枝分かれした形状の糸状藻類で、他の褐藻類に付着していることから「もずく(=藻付く)」と名付けられたといわれています。現状日本で消費されているもののほとんどは沖縄産で、その約9割が養殖です。 もずくは海藻ならではの香りと食べやすい食感で人気の食材ですが、多くの方がもずく酢でお馴染みなのではないでしょうか?そんなもずくですが、実はお酢の物以外でも色んな調理方法やアレンジがあります✨ 処理もお手軽にこなせるかつ美容・健康効果の観点でも大活躍なので、様々なレシピを参考に是非試してみてくださいね!

Beauty Effect美容効果

もずくには、フコイダンなどの糖質の吸収をおだやかにして血糖値の急上昇を抑える水溶性食物繊維が豊富に含まれており、肥満予防に効果的です。また、不溶性食物繊維が水分を吸収するとお腹の中で膨れて満腹感を与えてくれるうえ、カロリーも低いため、ダイエットには最適!
加えて、フコイダンは、粘膜の保護に働き、肌の保湿力を高めるため乾燥肌の予防にも役立ちます。老化を防ぐ働きもあるとされており、若々しい肌へ導きます。その他にも薄毛予防の働きもあるため、様々なアンチエイジング効果があるそうです。

カロリー 6kcal/100g (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質 0.3g/100g (とりささみ 18.5g/100g)

Health Effect健康効果

もずくには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、食物繊維も豊富です。特にもずくに含まれる水溶性食物繊維は腸内環境の改善に働き、特に女性を悩ませることの多い便秘にも効果があります。便秘は腹痛といった内臓への負担のほかにも、肌荒れを引き起こすなど、なるべく避けたいところですよね。
また、もずくのぬめりにはがんや糖尿病など生活習慣病予防にも効果が期待できるβ-カロテンやフコイダンが含まれています。その他にも含有するカルシウムやマグネシウムは骨や歯、粘膜など健康に役立つなどオールマイティな食材ですね!

Composition成分

フコイダン、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、β-カロテン

Cooking Guideクッキングガイド

生で


酢の物、冷奴にあえて、サラダ

茹でて


スープ、お味噌汁

揚げて


かき揚げ、天ぷら

炒めて


肉炒め

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおすすめしているもずくはシーフードウォッチ(Seafood Watch Best Choices)で推奨されている養殖のもずくです。シーフードウォッチは、アメリカのモントレーベイ水族館による、水産物の持続的消費を促進する権威あるプログラムです。資源量や漁獲方法、海洋環境への影響を評価してシーフードを緑・黄色・赤の3段階に分類し『おすすめ、中間、食べないで』と表現しています。セイラーズフォーシーはシーフードウォッチのオフィシャルパートナーです。ブルーシーフードガイドには、シーフードウォッチの『おすすめ』から日本で見かけるものを選び掲載しており、もずくもその1つです。もずく養殖の9割以上は沖縄で生産されております。餌を与える必要のない海藻養殖は環境に対する影響が小さく、むしろ海をきれいにする働きもあるため、シーフードウォッチでも推奨されています。

Tips

美容と健康効果を最大限に活かすもずくの食べ方3つ★



(1)もずく酢を食前に!
もずくのダイエット効果を最大限に活かしたいなら、もずく酢を食前に。適度な満腹感が得られるため、食べ過ぎ防止にもなるうえ、食前に食べるとその後に摂取する糖質の吸収がおだやかになり、肥満の予防につながります。また、お酢自体に血糖値の急上昇を抑えたり、代謝を促進したりする作用があるため、よりダイエットがスムーズに進みやすくなるなんてことも!

(2)お酢と一緒に!
カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素のひとつですが、お酢と食べるとお酢に含まれているクエン酸がカルシウムを体内に吸収されやすい形に変える働きをし、吸収率がアップ!骨粗しょう症予防にも効果が期待できますし、お酢から得られる栄養素も同時にGET!

(3)ただし…食べすぎには要注意!
もずくにはヨウ素が100gあたり140㎍と豊富に含まれています。
成人の1日の推奨量は130㎍なので食べすぎはヨウ素をとりすぎてしまう原因にもなりかねません甲状腺の機能に問題のない健康な成人の場合、1日1パック程度の摂取であれば問題ありませんので、しっかりお体と相談して健康的に食べてみてくださいね。
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