ひじきを食べて、夏バテも便秘も一緒に解消!美しく夏を乗り切る有能なバディ

みなさん、ひじきと言えば和食ならではの人気のお惣菜の一つですよね。
和朝食と言えば、お味噌汁に焼き魚、切り干し大根とも並ぶ美味しい一品のひじき。
あの独特な味わいと食感を持つヒジキは日本色特有の美味しさが楽しめますよね。
今回はしっかりとした旨味がありながらも手軽に調理できる上、持続可能な海洋資源のひじきの魅力をご紹介します。

Beauty Effect美容効果

豊富な食物繊維便秘解消でダイエット効果・肥満防止



煮物一人分(10g)は約14kcalととにかく低カロリーなひじきですがその他にも食物繊維を多く含むことから便秘解消などダイエットの宿敵を追い払ってくれるのです!
ひじきに多く含まれる食物繊維は腸の動きを盛んにし便の排泄を促す便秘解消機能があります。更に、コレステロールの吸収も妨げ、体外に排出されやすくしてくれるため糖尿病や脂質異常症の予防、改善に役立つと言われています。また、海藻類に含まれる食物繊維の一種のアルギン酸は、コレステロール、および血圧低下作用、整腸作用が知られており、抗腫瘍作用も期待されています。
食物繊維の摂取量が少ない人では、心筋梗塞の発症率や死亡率、糖尿病の発症率が高いなど、生活習慣病との関連があるとされているので食物繊維の摂取に心がけた食生活を目指す事をお勧めします!

カロリー 140kcal/100g  (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質10.6g/100g  (とりささみ 23g/100g)

髪の毛も爪も美しく!


美容といってもダイエットや美肌だけでなく髪の毛や爪にも気を遣いたい!そんなあなたに!
ひじきに含まれる「ヨウ素」は基礎代謝アップに関わっていて、肌や髪、爪などを健康的に保ってくれます!

Health Effect健康効果

基礎代謝促進


ヨウ素(ヨードとも呼ばれている)はミネラルで、胃と腸で吸収されたあと血液からの代謝維持に必要なホルモンを分泌する甲状腺に送られます。このヨウ素は甲状腺ホルモンの一種であるチロキシンやトリヨードチロニンを作る材料となります。こうしてひじきは基礎代謝を促したり、酸素消費量を増加させたりと細胞の新陳代謝を担う甲状腺ホルモンの材料であるヨウ素を多く含むため、成長期の発育促進や成人期の基礎代謝を促進する役割があると言えます。

貧血防止


ひじきには、貧血予防や改善に効果を発揮するミネラルの1つ鉄分も多く含まれています。
鉄分が不足すると赤血球を生成するのに必要なヘモグロビンが形成されず貧血を起こしてしまうためです。また、赤血球の成分として全身に酸素を運ぶ重要な役割があり、不足すると貧血以外にも運動機能や認知機能の低下を招くことがあります。月経などがある女性にとっては特に欠かせない鉄分。摂取を心がけなくてはなりませんね。

Composition成分

カルシウム、鉄分、ビタミンB2、ヨウ素、食物繊維、マグネシウム

Cooking Guideクッキングガイド

煮る



茹でる



乾燥ひじきを水戻し

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおススメするひじきはシーフードウォッチ(Seafood Watch Best Choices)の1つでアメリカ、モントレーベイ水族館による、水産物の持続的消費を促進する権威あるプログラムです。資源量や漁獲方法、海洋環境への影響を評価してシーフードを緑・黄色・赤の3段階に分類し『おすすめ、中間、食べないで』を表現しています。セイラーズフォーザシーはシーフードウォッチのオフィシャルパートナーです。ブルーシーフードガイドには、シーフードウォッチの『おすすめ』から日本で見かけるものを選び掲載しており、ひじきもその1つです。日本で消費されるひじきには国産、韓国産、中国産がありますが、ほとんどが海面養殖です。餌をやる必要のない海藻養殖は環境に対する影響が小さく、むしろ海をきれいにする働きもあるため、シーフードウォッチでも推奨されています。
Reference Link