低カロリーでありながらビタミンや豊富な食物繊維を含むわかめはダイエットにも効果的!

「海の野菜」とも言われる海藻の1つであるワカメは日本食において欠かせない食材ですよね。
食感や味わいなどが美味しいだけではなく、栄養豊富で低カロリーなワカメはヘルシー志向が高まっている近年人気を集めています。そして食用のみならずシャンプーなどの美容用品としても使われるほどです。 今回は「生活習慣病」「健康増進」「美容」「ダイエット」と様々な効果が期待できる上、持続可能な海洋資源のワカメの魅力をご紹介します。

Beauty Effect美容効果

美肌作り


お肌をきれいにするビタミンA、B2は皮膚や粘膜の細胞を健康にしてくれます。また、美白効果のあるビタミンCは肌の白さを保ち、シミやそばかすを防ぎます。また海藻にはフロロタンニン(海藻タンニン)と呼ばれる酸化抵抗作用をもった成分も含まれており、日焼けの原因の紫外線を吸収する日焼け防止にも働きかけてくれます。

便秘解消でダイエット効果・肥満防止


●とにかく低カロリー!
●低インシュリン効果:その食材が血糖値をゆっくり上げるために食べたエネルギーがじっくり消費されるというこの効果は太りにくい食材の指標の1つです。わかめにもこの効果がありこれを最大限に活かす為にはわかめを食事の始めに食べ、満腹感と脂肪の吸収をゆるやかにする事がおすすめです。
●ワカメの食物繊維はビフィズス菌を作り、腸内環境を整える働きがあります。そのおかげでダイエットの宿敵で女性の方に特に多い便秘の改善にも繋がりますよ♪
●また「カリウム」は体内の余計な塩分や水分を排出し、むくみの改善や高血圧予防の一助にもなるそうです。

髪の毛も爪も美しく!


美容といってもダイエットや美肌だけでなく髪の毛や爪にも気を遣いたいですよね。わかめの「ヨウ素」は基礎代謝アップに関わっていて、肌や髪、爪などを健康的に保ってくれます!

カロリー 16kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 1.9g/100g (とりささみ23g/100g)

Health Effect健康効果

生活習慣予防


●糖尿病・肥満・骨粗しょう症
海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇を抑えることから、糖尿病の予防と改善に期待ができます。
●高血圧・脳卒中・心臓病
高血圧予防としてカリウムの摂取は必要不可欠です。海藻の代表わかめには、カリウムが100g中730mgも入っています。
●またこのようにコレステロールの低下や腸内の有害物質を排出すると大腸癌や動脈硬化にも役立ちます。他にもワカメのぬめっとした成分には「フコダイン」が含まれる為免疫力を高め、癌に対抗する免疫細胞を活性化してくれます。

Composition成分

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、フロロタンニン、フコダイン

Cooking Guideクッキングガイド

食べ方は主に味噌汁など汁物の具だけでなく、他にも酢の物、炒め物、サラダ、天ぷらやしゃぶしゃぶなど調理方法は様々です。


わかめのフォカッチャと三重県産あおさのりのブレッド
わかめとキャベツのナムル風、わかめときゅうりの酢の物
チヂミ、新玉ねぎとわかめのサラダ

Sustainability持続可能性

ワカメは、三陸や瀬戸内海などでロープを使った海面養殖で生産されています。海藻類の養殖は、水質汚染の原因にならず、光合成によって酸素を供給したり、小魚のすみかを提供したりするため、海洋環境にやさしいものと考えられています。アメリカのシーフードウォッチ(Seafood Watch Best Choices)でも、ワカメは『おすすめ』とされています。シーフードウォッチは、モントレーベイ水族館による、水産物の持続的消費を促進する権威あるプログラムです。資源量や漁獲方法、海洋環境への影響を評価してシーフードを緑・黄色・赤の3段階に分類し『おすすめ、中間、食べないで』を表現しています。セイラーズフォーザシーはシーフードウォッチのオフィシャルパートナーです。

Tips

サラダやみそ汁、スープといったメニューで使われる「わかめ」は、食卓の定番食材。美容・健康効果もこんなに沢山あり、乾燥したものもスーパーに売られているので常備しておけば、あと一品足りない!なんて言うときに様々なお料理に変身させる事が出来ますね。健康サポーターとしてもピンチヒッターとしても是非わかめをうまく食卓に取り入れ活用してみてくださいね。
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