高たんぱくで低カロリー!和の味わいを楽しみながらダイエットと美肌生活を頑張りたい方にはアラスカメヌケで決まり!

ブルーシーフードガイドがお勧めしているアラスカメヌケは「アカウオ(赤魚)」として市場に流通している、深海に生息するメヌケの一種です。水揚げされた際の水圧の変化によって、目が出ることからメヌケ(目抜け)と呼ばれています。 名前の通りアラスカ湾やベーリング海などの漁獲量が多く、輸入量も多いメヌケですが、国内では北海道や東北地方で水揚げされるものの量は少ないそうです。 輸入されることが多いため、冷凍品や醤油漬け・粕漬け・西京漬け・干物などの加工品として販売されていることがほとんど。わずかに北海道で流通する鮮魚はお刺身としても食べられ、味も良いそうです。遭遇できたらラッキー!機会があれば是非試してみてくださいね✨

Beauty Effect美容効果

アラスカメヌケに含まれるビタミンAには、肌のターンオーバーを正常に保ち、肌をスベスベにする働きがあります!また、血液循環を促すことでクマやくすみを改善する働きや肌の新陳代謝を向上させるなどの効果があるナイアシン、脂質の代謝に関与し過酸化脂質を分解する働きによって、過酸化脂質が原因のひとつとして考えられている大人ニキビを予防する効果のあるビタミンB2など美肌効果を期待できること間違いなし!

カロリー 96kcal/100g (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質 17.2g/100g (とりささみ 18.5g/100g)

Health Effect健康効果

アラスカメヌケのタンパク質は品質が高く、筋肉の修復や成長に寄与するのみならず、ビタミンDが豊富に含まれており、骨や歯、免疫システムの健康をサポートします。加えて 赤魚にはセレンやアスタキサンチンなどの抗酸化物質が含まれており、細胞のダメージから身体を保護。そのうえ悪玉コレステロールを減らす効果が期待できる多価不飽和脂肪酸のDHAやEPAが含まれているほか、粘膜保護や肌の健康、免疫力アップなどの効果を持つとされるビタミンAの一種であるレチノールも含まれるなど、豊富な栄養素がたっぷりです。

Composition成分

ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンD、ナイアシン、ビタミンB12、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、セレン、アスタキサンチン、DHA、EPA、マグネシウム

Cooking Guideクッキングガイド

生で


お刺身、焼霜造り

焼いて


みそ漬け、粕漬け、幽庵焼き、塩焼き

煮て


煮つけ

揚げて


唐揚げ、フライ

加工品では粕漬けやみそ漬けの流通も!

Sustainability持続可能性

Bottom trawls, otter trawls (アラスカ・アメリカ西部)
ブルーシーフードガイドがお勧めしているアラスカメヌケは、MSC認証を取得したアラスカメヌケです。MSC認証は、水産資源と生態系を守り、ルールを守って操業する漁業に与えられる認証で「海のエコラベル」とも呼ばれています。対象資源の持続可能性、漁業が環境に与える影響、漁業の管理システムの3原則に沿った項目によって漁業の持続可能性が審査されています。ブルーシーフードガイドでは、アラスカ・アメリカ西部にて、底引き網漁で漁獲されたMSC認証を取得しているアラスカメヌケをおすすめしています。ぜひMSC認証の付いたアラスカメヌケを探してみてください。

Tips

鯛粕でご存じの方もいらっしゃるのでは!?
1970年代後半、都内の食堂の定番だった「鯛粕(たいかす)」。
元々はアコウダイで作られていたため「鯛粕」と呼ばれていますが、アコウダイが高級魚になったことで、その後メヌケが使われるように!「鯛粕」という名前だけが残ったのです。
スーパーなどに最近も並んでいる鯛粕ですが、メヌケの他に今は大西洋に生息するタイセイヨウアカウオが「赤魚の粕漬け」となっていることも多いそうです。

タイセイヨウアカウオもブルーシーフードの一つなので、是非スーパーで見かけたら試してみてくださいね!
Reference Link