ムール貝を使ったアクアパッツアでおしゃれに美肌をゲット!神経の安定や貧血予防効果もあります!

ムール貝なんてレストランでしか見た事がないし、
お家で食べるにはハードルが高いと思っているそこのあなた!
実はムール貝はお家でも簡単に楽しんでいただけます。またスペインのパエリアやイタリアンのスパゲッティ・ペスカトーレなど、この地中海やヨーロッパのおしゃれで贅沢な空気を感じさせるムール貝ですが、実は美容や健康にもとても良い効果をたくさん持ち合わせているのです。 今回はそんなお洒落で手軽かつ持続可能な海洋資源の1つ、ムール貝をご紹介させて頂きます♪

Beauty Effect美容効果

ビタミンB2を含有するムール貝は、嬉しい効能がたくさんあります。
皮膚や髪、爪などの生成を促がし、お肌の新陳代謝に働きかけるので、美肌や美髪を保ちたい女性にはうってつけの食材です。

また栄養豊富なのにも関わらず低カロリーなムール貝はダイエット中の食べ物としても優秀です。

カロリー72kcal/100g  (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質10.3g/100g  (とりささみ 23g/100g)

Health Effect健康効果

神経や細胞の健康保全


ムール貝は「脳のビタミン」や「神経のビタミン」とも呼ばれているビタミンB12を多く含む食材。
ビタミンB12はアミノ酸や脂質の代謝を促し、神経の働きを正常に保つ効能があり、また脳細胞などの再生・修復を行う重要な役割をもつ栄養です。ビタミンB12が不足すると、肩こりや腰痛などの末梢神経を修復する機能が衰えたり、脳卒中のリスクが増えると言われています。その上、パニック障害や自律神経失調症など、ストレスなどが原因となる症状にも効果があるそうです。

貧血防止


ムール貝には、貧血予防や改善に効果を発揮する鉄分も多く含まれています。
鉄分が不足すると赤血球を生成するのに必要なヘモグロビンが形成されず貧血を起こしてしまうためです。ここで注目したいのがこのヘモグロビンの合成を助けると言われているのがビタミンB12。その通りです。上記したようにムール貝にはB12も含まれているため、貧血気味の方にとっては最適な食材と言えるわけなのです!

成長促進


ムール貝は、ミネラルのひとつであるマンガンも含んでいます。
マンガンは骨や関節を作り、強く丈夫にする働きを持つ栄養素で、糖質や脂質の代謝に働く酵素などの構成成分でもあるためダイエットにも良いとされています。

神経の安定


ムール貝に含まれる亜鉛、ヨウ素、セレンという栄養素には、私たちの感情を安定させる働きがあるそうで、これらの栄養分を多く含むムール貝を摂取して自律神経の乱れや情緒不安とおさらばしませんか?

Composition成分

ビタミンB12、ビタミンB2、ビタミンE、鉄分、マグネシウム、マンガン、タンパク質、リン、葉酸、亜鉛

Cooking Guideクッキングガイド

蒸して


白ワイン蒸し

焼いて


香草焼き、バターガーリック焼き

揚げて


フリッター、フライ

アレンジ


パエリア、炊き込みご飯、クリームパスタ、アクアパッツァ

Sustainability持続可能性

ムール貝は、主にチリなどでロープを使った養殖で生産されています。ロープに固着したムール貝は、海中のプランクトンを濾過しながら成長します。餌をやらないので海を汚すこともなく、むしろ海をきれいにしていると言われています。また、養殖なので過剰漁獲などの心配もありません。このような養殖方法で生産されたムール貝は、米国モントレーベイ水族館のシーフードウォッチによって『おすすめ』と評価されています。また、チリの一部のムール貝養殖場は、養殖版「海のエコラベル」とよばれるASC認証を取得しており、日本でも緑色のロゴとともに販売されています。ASC認証のムール貝をぜひ探してみてください。

Tips

ムール貝は日本ではあまり頻繁に食べるイメージはありませんが、ヨーロッパ、ベルギーなどではムール貝の専門店がたくさんあり、お店により味付けが違うので、人気店ではいつも長蛇の列をなしており、大きなお鍋で蒸したムール貝をビールのおつまみとして、またメイン料理にもいろいろ活用され多くの人に好まれています。
また、アウトドア企業のパタゴニアの食品事業、パタゴニア プロビジョンズは、「海をクリーンにするごちそう」と言えるムール貝に着目し、缶詰として発売しています。EUオーガニック水産養殖認証済の「ムール貝オリーブオイル漬」はたんぱく質、鉄分が豊富で、必須栄養素であるビタミンB12は、1缶で1日の推奨摂取量を大きく上回るそう。1缶で450mg以上のオメガ3脂肪酸を摂取することもできます。ムール貝は、最高品質の貝として世界的に知られているスペイン・ガリシア州のものを使っています。このような缶詰を利用すればお料理のハードルも下がり、購入もしやすいですよね!是非ご活用下さい。
Reference Link