パンガシウスを聞いた事がないとは言わせない!うなぎの代替としても人気のヘルシー白身魚で健康改善

みなさん、パンガシウスというお魚を知っていますか? 独特な名前からはなかなかその姿を想像する事が難しいですよね。 白身の淡水魚ですが、実は最近土用の丑の日にうなぎの蒲焼きの代わりに使われることもあるのです。完全養殖でサステナブルなパンガシウスでの代替は良い取り組みですね。 今回はまだあまり知られていないパンガシウスの健康・美容効果も併せて紹介していきます♪

Beauty Effect美容効果

ダイエット・美肌効果・アンチエイジング
パンガシウス100gあたりのカロリーは約98kcalと非常にヘルシー。

たんぱく質などがしっかりと含まれていることからおかずの一つとしてダイエット中の献立に取り入れている人もいます。パンガシウスは脂質が少し高いですが、普段の食事に取り入れる感覚で食べる分にはカロリーの割にはボリュームがあるため満腹感を得られるため効果的です。

カロリー98kcal/100g  (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質15.0g/100g  (とりささみ 23g/100g)

Health Effect健康効果

疲労回復・神経機能の正常化


パンガシウスに含まれている栄養価はビタミンA、B群、D、E、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、銅と豊富です。特にビタミンB1は糖質をエネルギーに分解する時の補酵素となるので疲労回復や脳の中核神経、手足の末梢神経の機能を正常化する働きを持っています。

アンチエイジング


ビタミンEは「若返りのビタミン」とも言われるもので細胞の老化を予防する作用があるのです!

また、脂質を構成する脂肪酸は不飽和であるため悪玉コレステロールの低下や動脈硬化の予防にも役立つそうです。

Composition成分

ビタミンA、B群、D、E、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、銅

Cooking Guideクッキングガイド

焼いて


蒲焼、照り焼き、ムニエルなど

揚げて


フライ、天ぷら、フィッシュ&チップス

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおススメするパンガシウスは、ASC認証を取得したパンガシウスです。ASC認証は、自然環境や地域社会、労働環境などに配慮しルールを守って運営する養殖場に与えられる認証で、養殖版「海のエコラベル」とも呼ばれています。ベトナムのメコン河流域などで養殖されており、ベトナムの約50の養殖場がASC認証を取得しています。ASC認証のパンガシウスを選ぶことは、メコン河の豊かな自然と、流域で生活する人々の暮らしを守ることにつながります。

Tips

パンガシウスの正体はナマズ!生物学上の正式名な名前はナマズ目パンガシウス科ギバチパンガシウス属の「バサ」という種類のお魚で、近年ではうなぎの代用として蒲焼きなどの料理に度々登場しています。ベトナムやカンボジアなどの国では一般的に食用とされているパンガシウスは完全養殖されて日本に輸入されています。

ヘルシーで且つ、枯渇が進むうなぎの代用にも使える持続可能なお魚、パンガシウスはなんとも優秀なブルーシーフード。

タイやベトナムではスタミナ食とされるこのパンガシウスをこの機にぜひ美味しいレシピと組み合わせながら試してみるのはいかがでしょうか?
Reference Link