「北のキャビア」と呼ばれるランプフィッシュの卵は栄養満点!毎日のお料理をプチ贅沢に活用してみませんか?
回転寿司などを中心にランプフィッシュキャビアが注目されています。なかなか聞き慣れない名前ですが一体ランプフィッシュキャビアとはどういったものなのでしょうか?
ランプフィッシュとは、日本ではダンゴウオと呼ばれる、カサゴの仲間です。
日本ではキャビアというと超高級なチョウザメの卵を思い起こしますが、世界的には粒状の魚の卵、つまり魚卵のことを一般的にキャビアと呼びます。例えばイクラはサーモンキャビア。対して塊の卵はローと呼びます。
このランプフィッシュキャビアはチョウザメの卵とサイズは近いものの、色が緑に近いため、黒く着色してあるのが特徴です。パーティーのカナッペなどでもお手頃に豪華に見えるため、広く親しまれている食材です。
Beauty Effect美容効果
カロリー 84kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 11.2g/100g (とりささみ18.5g/100g)
Composition成分
脂質、オメガ3不飽和脂肪酸、ヨウ素、カリウム、セレン、炭水化物、タンパク質
Cooking Guideクッキングガイド
ランプフィッシュとアボガドのなんちゃって丼
ランプフィッシュとカニのパスタ
ランプフィッシュとアマエビのカナッペ
ランプフィッシュとクリームチーズのカナッペ
豆腐のランプフィッシュのせ
おつまみ生ハムとチーズとランプフィッシュ
Sustainability持続可能性
ブルーシーフードガイドがおすすめするのは、MSC認証を取得したランプフィッシュです。MSC認証は「海のエコラベル」と呼ばれる持続可能な漁業で獲れる水産物のお墨付きです。対象資源の持続可能性、漁業が環境に与える影響、漁業の管理システムという3原則に沿った審査を行い、認証を受けた漁業で獲れた水産物だけが、海のエコラベルをつけることができます。グリーンランドやアイスランドでは、刺網を用いて、混獲や海底環境に十分配慮しながらランプフィッシュを獲っています。
Tips
ランプフィッシュは生命力が強く、比較的鮮度が保てる上に、漁獲量も安定しています。そのため値段もお手頃なんですね。
一方、いわゆる高級なイメージのキャビアはチョウザメの卵ですが、チョウザメは絶滅危惧種に指定されています。近年は中国産などの養殖物が出回っていますが、ランプフィッシュに比べるとお値段も10倍程度と、なかなか身近な食材とは言えなさそうです。
サステナブルでお手頃なランプフィッシュキャビアなら、回転寿司でも、気軽なホームパーティでも、ちょっと豪華な気分が楽しめそうですね。色々と工夫してみましょう!