居酒屋さんで人気のシマホッケはお酒との相性も抜群!二日酔いの予防に効果あり♡
私達に馴染みの深いホッケは、『シマホッケ』と『マホッケ』があります。この二つ、獲れる海域が違います。普段私たちが食べているホッケは殆どがシマホッケです。外見はシマ模様があり、味は脂のノリが良く、そのジューシーさが何と言っても魅力です。マホッケは脂のノリというよりは、クセのない上品な脂と味の濃さが特徴です。今回はブルーシーフードのアラスカ産シマホッケについてのお話です。
シマホッケといえば居酒屋の定番メニューですが、日本ではなかなか獲れなくなってしまいました。代わりにおすすめできるのが、アラスカ産のシマホッケ。鮮魚よりも干物として馴染みがあるシマホッケは、実はおつまみとして食べるだけでは勿体ないほどの高い栄養価があります。ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、沢山の栄養成分も含まれ、その効果は多岐に渡ります。
Beauty Effect美容効果
ビタミンAが多く含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜の機能を正常化させる働きがあり、感染症や風邪の予防など、免疫力の向上に効果が期待できます。
ビタミンB12は、血液中のヘモグロビンの合成に関与し、正常な赤血球をつくるのに貧血予防などに効果的なビタミンです。
カロリー 115kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 17.3g/100g (とりささみ18.5g/100g)
Health Effect健康効果
青魚に多く含まれるDHA・EPAが、シマホッケには多く含まれています。
DHAは、脳のはたらきを高めるといわれており、認知症やアルツハイマーなどの予防効果が期待できます。
EPAは、血栓の生成を防いだり、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞など、生活習慣病予防に効果が期待できます。
骨や歯をじょうぶにするために必要な成分、カルシウムも、シマホッケには多く含まれています。骨の成長や、骨粗しょう症の予防には欠かせません。
また、ナイアシンには、アルコールの分解を促進する作用があります。このため、二日酔いの予防などに効果的です。居酒屋のメニューなどで人気のシマホッケは、お酒との相性もバツグンということですね。
Composition成分
ビタミンA、ビタミンB12、カルシウム、亜鉛、ビタミンD、ナイアシン、DHA、EPA
Cooking Guideクッキングガイド
焼いて
開きシマホッケ焼き、シマホッケ干物のソテー
煮て
シマホッケの干物DEアクアパッツァ
揚げて
シマホッケのフライ
―シマホッケ干物の美味しい焼き方―
まず魚グリルの網に油か酢を塗り焦げ付きを防いでおきます。
強火で1分予熱したグリルに、シマホッケの皮目を下にして入れ中火で4~5分焼きます。このとき通常は奥側の火力が強いため尾は手前にします。焼き色が程よくついたらシマホッケを裏返し、弱火と中火の間くらいで皮がパリパリになるまで焼きます。目安は3~4分です!
Sustainability持続可能性
ブルーシーフードガイドでは、アラスカ産のシマホッケをおススメしています。アラスカのシマホッケ漁業は、法律に基づいて厳格に管理されており、オブザーバープログラムによって生態系への影響もモニタリングされています。結果としてシマホッケ資源も良好な状態で保たれています。アラスカのシマホッケ漁業は「海のエコラベル」と呼ばれるMSC認証を取得しており、持続可能な漁業として国際的に認められています。日本でも海のエコラベルのついたシマホッケが売られているので、ぜひ探してみてください。
Tips
シマホッケは美味しいだけでなく栄養価も高い魚です。二日酔いや生活習慣病の予防にもなるのでお酒を飲むときのおつまみとして食べるのにぴったりなので、居酒屋メニューの定番なのは利にかなった食べ方です。この他にも骨粗しょう症や認知症の予防にも効果が期待できるシマホッケは誰にでもおすすめできます。開きのイメージのシマホッケですが色々な食べ方で楽しめますね。栄養価の高いシマホッケを食べて健康に過ごしましょう。