世界初!MSC認証を取得した大西洋クロマグロはマグロの王様!生活習慣病にも効果的♡

みんな大好き。お寿司やお刺身のスターといえばクロマグロ。クロマグロには太平洋、大西洋、そして近い仲間にミナミマグロがあります。天然物と養殖物も出回っていますが、BBBがお勧めするのは天然物、MSC認証の大西洋クロマグロです。
クロマグロは美味しいだけでなく、なんと血液サラサラ、野菜と一緒に食べると美肌効果も抜群なんです! 良質のタンパク質と不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、鉄、タウリン、ビタミンEなどを豊富に含みます。 クロマグロは高値で取引される事から「海のダイヤ」や「黒いダイヤ」なんて呼ばれています!
栄養価を知っていればなおさら美味しく食べられそうですね。

Beauty Effect美容効果

ビタミンB6は食品から摂取したタンパク質からエネルギーを産生し、細胞・血液を作る際に必要とされる栄養素です。皮膚の主成分はタンパク質ですから健康な皮膚を維持するためにもビタミンB6は必要とされる存在で、不足すると皮膚炎や口内炎などの原因にもなります。マグロ赤身100gあたりのビタミンB6含有量は0.85mgと食品類でもトップクラス、1日推奨摂取量の半分以上の量を含んでいます。同じく細胞新生に関わり皮膚粘膜の健康維持に必要とされるナイアシンも豊富に含んでいますから、肌荒れや口内炎などの予防として役立ってくれます。
血液サラサラ効果が期待できるDHAやEPA、抗酸化作用を持つイミダゾールジペプチド、コラーゲン生成に利用される鉄分などの働きから、乾燥肌やシワの改善、肌のハリ向上などの効果も期待できます。マグロはビタミンCやビタミンEなどの含有量はさほど多くありませんので、美肌効果を期待する場合はビタミン類が豊富な緑黄色野菜などと組み合わせて食べるようにするとより効果的です。
カロリー 125kcal/100g (とりささみ105kcal/100g)
タンパク質 26.4g/100g (とりささみ18.5g/100g)

Health Effect健康効果

トロの部分に多いEPAやDHAは血液をサラサラにし、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧の予防と改善に効果があります。血合い部分には血中のコレステロールを下げるタウリンや、貧血を予防改善する鉄が多く含まれています。また、強い抗酸化作用を持つビタミンEも多く含まれ、老化を防止します。
また、マグロには必須アミノ酸のトリプトファンが豊富に含まれます。トリプトファンは体内でナイアシンの原料になるほか、精神安定や睡眠に関与する神経伝達物質であるセロトニンやメラトニンの原料となるので、精神安定、不眠症の改善、うつ病の改善などに効果があります。

Composition成分

タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB6、ナイアシン、不飽和脂肪酸(EPA、DHA)、葉酸、鉄、パントテン酸、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、ヨウ素、セレン、銅

Cooking Guideクッキングガイド

生で

   
刺身、カルパッチョ、寿司、巻き寿司、漬けマグロ丼、ポキ

焼いて


ステーキ、カマの塩コショウ焼き

煮て


カマの大根煮、角煮

おすすめの食べ方


マグロにあまり含まれていないビタミンCを補うならアボカドと一緒に食べるのがおすすめです。アボカドとマグロは相性がよく、刺身などの和風はもちろん、洋風や韓国風の味付けをしても美味しく食べられます。また、マグロに含まれる良質なタンパク質を効率よく摂取するなら、すりおろした山芋をかけて「山かけ丼」にするのもおすすめです。ネバネバの主成分・ムチンがたんぱく質の吸収をサポートしてくれます。

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがおすすめするのは、MSC認証を取得した大西洋クロマグロです。MSC認証は「海のエコラベル」と呼ばれる持続可能な漁業で獲れる水産物のお墨付きです。対象資源の持続可能性、漁業が環境に与える影響、漁業の管理システムという3原則に沿った審査を行い、認証を受けた漁業で獲れた水産物だけが、海のエコラベルをつけることができます。宮城県気仙沼市を拠点に遠洋はえ縄漁業を行う(株)臼福本店は、2020年7月にクロマグロ漁業としては世界で初めてMSC認証を取得しました。大西洋クロマグロは、過剰な漁獲によって2000年代に個体数が危機的なレベルまで減少しましたが、関係各国や漁業者の努力によって資源を回復させてきました。今回のMSC認証取得は、そのような努力が認められたものです。

Tips

日本人にとって最もなじみの深い魚のひとつであるマグロですが、現代のような保存技術のなかった江戸時代、いたみやすみいマグロは下魚として取り扱われ、特にトロは「ねこまたぎ(魚の好きな猫でもまたいで通り過ぎる)」と呼ばれていました。保存のため、醤油などに漬ける「漬け」が生まれました。
生のマグロは高価ですが、冷凍のマグロも保存技術の向上でとても美味しくなっています。
大西洋クロマグロはメキシコ湾や地中海で産卵し、大西洋を回遊する大型マグロです。日本近海で産卵し太平洋を泳ぐ太平洋クロマグロ(近海本マグロ)とは亜種の関係にあり、戦後以降に遠洋漁業船が活躍した歴史から日本でも広く流通していました。品質においてマグロの最高峰とされるクロマグロは1970年代以降、その経済的価値の高さから世界中で乱獲が進み、ともに激減の一途をたどった結果、大西洋クロマグロは2011年、太平洋クロマグロは2014年に国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種に指定されました。
しかしその後、事態を重く見た大西洋クロマグロを管理する国際機関、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は資源回復に向けて厳しい管理手法を導入し、2000年代後半以降、まずは産卵場がある海域での漁を規制し、未成熟(産卵前)である30kg以下の幼魚は原則漁獲禁止に。また科学的な調査・研究をもとに、全体の漁獲量も大幅に制限しました。(さらに規制遵守のために必要となる漁獲データの収集・管理体制を強固にしたうえで、各国政府と連携しながら厳格に運用してきました。その努力が功を奏して、現在大西洋マグロの数は大きく増加しV字回復の途上にあります。
昨年日本の大西洋クロマグロ漁業が世界初のMSC認証を習得しました。その快挙を成し遂げた(株)臼福本店に対する認証付与は、大西洋(東側)のクロマグロの数が十分に回復し、持続可能な状態になったとMSCも公式に認めたということです。
(株)臼福本店の代表の言葉に、「食の大切さ、エネルギーの大切さ、人のつながりの大切さを感じ、被災地の復興だけではなく漁業の復興、日本全体の復興につながり、そのカギが気仙沼そして東北の第一次産業の復興にあると信じています」と語られています。
今週の木曜日11日は東日本大震災から10年目です!

マグロの選び方


刺身用などの切り身の場合、好ましいのは表面の筋目が平行に入っているもの、次によいとされるのは斜めに入っているものです。白い筋がはっきりしているもののほか、筋目の幅
が狭い・半円状になっているものなどは背骨に近くあまりよくないとされています。
一方、刺身を買う場合は見た目がポイントになり、赤身でもトロでも、身に透明感があるものを選び、脂がのったものがほしいときは、さらにその身の端に白っぽく脂肪の色が入っているものがおすすめです。また赤身の場合、一度解凍し再冷凍したものは色が悪いので、ツヤのある赤い色を選ぶほうが好ましいです。
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