タイセイヨウニシンでお肌も体もストレスフリー! お蕎麦屋さんで迷ったら是非ニシン蕎麦に♪

お蕎麦屋さんにいくとほぼ必ずメニューにあるニシン蕎麦や和食のお惣菜などに良く使われるニシンですが、マグロやカツオに比べ馴染みがない方も多いのではないでしょうか? 別名を「春告魚」と呼ばれるニシンはかつては3月ごろに北海道に大量に押し寄せていたことで知られています。またニシンの子はお正月料理には欠かせない食材の数の子の親です。実はニシンは北ヨーロッパの食文化を代表する魚のひとつで、マリネ、燻製、缶詰、塩干品などさまざまな形で消費されています。 また、タイセイヨウニシンは太平洋のニシンと見た目も味も大差なく、日本で流通する加工品の多くを占めています。

Beauty Effect美容効果

美肌効果


ニシンは肌荒れ予防や夜盲症の予防に繋がるビタミンAを多く含みます。 ニシンのカロリーは100g当たり216キロカロリーと少し高めなので、ダイエット中の方は普段のお食事に少し加えてみるような感じで是非食べてみてください♪

カロリー 216kcal/100g (とりささみ 105kcal/100g)
タンパク質17.4g/100g (とりささみ 23g/100g)

Health Effect健康効果

生活習慣病や血流改善効果でストレス解消


ニシンに含まれる栄養は非常に豊富!まず私たちの体の筋肉を作ってくれるタンパク質を多く含み、エネルギー源となります。また、ストレスに強くなったり血液を増やしたりするビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ナイアシン、パントテン酸などのビタミンB群、コレステロールや高脂血症の予防、そして血栓を 予防するEPA、高血圧、動脈硬化、脂質異常、虚血性心疾患などを予防するDHAが豊富です。

神経や骨、歯も強化


神経の興奮状態を鎮めたり、骨や歯を強化するカルシウム、そして骨粗鬆症予防にも役立つマグネシウムやリン、ビタミンDなどの栄養素が含まれています。他にもニシンに含まれる、成長ホルモンの生成をサポートしてくれる亜鉛は不足すると免疫力が低下したりや味覚障害を引き 起こすリスクが上昇したりするため摂取すべき栄養素の1つです。

Composition成分

ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、カリウム、マグネシウム、りん、鉄、亜鉛

Cooking Guideクッキングガイド

生で


マリネ、鎌倉漬

煮て


煮つけ、甘露煮

焼いて


塩焼き、ごま油ソテー

揚げ


竜田揚げ、南蛮漬け

Sustainability持続可能性

ブルーシーフードガイドがお勧めしているタイセイヨウニシンは、MSC認証を取得したタイセイヨウニシンです。MSC認証は、水産資源と生態系を守り、ルールを守って操業する漁業に与えられる認証で「海のエコラベル」とも呼ばれています。対象資源の持続可能性、漁業が環境に与える影響、漁業の管理システムの3原則に沿った項目によって漁業の持続可能性が審査されています。ブルーシーフードガイドでは、巻き網漁と中層トロール漁で漁獲された、MSC認証取得しているタイセイヨウニシンをおすすめしています。ぜひMSC認証の付いたタイセイヨウニシンを探してみてください。

Tips

ニシンは臭みが気になるという不評もたまに耳にしますが、健康効果抜群のニシンは食べ方を工夫すればとても美味しく食べていただける上、海洋環境にも負担をかけずに召し上がれる持続可能な魚種の1つです。

昆布だしで根菜類と煮れば、簡単に作れるニシンの三平汁のすゝめ


近世江戸時代に「にしん漁場」で作り始められた三平汁は、当時はニシンの「塩漬け」と野菜を煮ていましたが、時がたつにつれ、「すしにしん(ニシンのぬか漬け)」を使用するように!野菜の種類に特に決まりはありませんが、根菜類との相性がよく、基本形はじゃがいも、ニンジン、大根が基本なのでとても手軽。にしん自体に塩味がある場合は、さらに塩分は加えず昆布だしと具材のみで充分◎栄養満点で簡単にしんのレシピ、是非試してみてくださいね!
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